行動指針:本質を見極め素早く行動する
HITOWAキッズライフ
二俣川駅保育園
保護者の方が信頼できる
保育園を目指して
HITOWAキッズライフが運営する「太陽の子 二俣川駅保育園」。別の園で保育士として働いていた彼女が転職し、園長に就任したのは数年前のことだった。
「何か目新しいことをやっているわけではないんです。私たちが大切にしているのは、日々の保育。
保護者との園児の受け渡しのタイミングで、スタッフたちが保護者の方たちに口頭で1日の様子を伝えたり、連絡帳・保護者向けブログ・さらには写真付きのドキュメンテーションなどで伝えています」
彼女自身も保護者とのコミュニケーションに力を注いだ。
「保護者の方たちも子どもたちが毎日元気よく『園長先生、さようなら』と声をかけてくれるやり取りを見ると安心してくれているようでした。私だけではなく保育士をはじめ事務所のスタッフ一人ひとりが保護者の方たちと関わる時間を大切にしながら、毎日を過ごしていました」
保護者の方たちから信頼される保育園であるために、日々奮闘する彼女のもとに一通のアンケート結果が届いたのは、それからまもなくだった。
保育士の頑張りが
伝わっていない?
「日々忙しくしているとなかなか振り返るタイミングもないので、自分たちの現在地を知る上で、保護者の方からの意見はとてもありがたいですね」
アンケートの中には厳しい声もあったが、より良い保育園運営のための貴重な意見として彼女は真摯に向き合った。しかし、あることに気づいた。
「こちらに至らない点があることは重々承知していますが、スタッフの頑張りがうまく伝わっていない部分があるような気がしたんですよね」
もちろん至らない点は改善していくべき。しかし、できている部分が伝わっていないのだとしたらとてももったいない。保護者の方たちとのコミュニケーションを大事にしている彼女にとってはなおさら見過ごせない課題だった。
スタッフといえども完璧な人間はいない。子どもの保育は得意でも、保護者の方への伝え方が苦手なスタッフも当然いる。子どもはもちろん、保護者、そしてスタッフたちも満足できるような保育の場を目指して、彼女の挑戦が幕を開けた。
受け渡しのタイミングで
添えるひと言
彼女が目をつけたのが、受け渡しのタイミングでの声かけだった。バタバタしていると毎日つい「今日も変わりなく元気です」というやり取りだけが続いてしまい、保護者とのコミュニケーションが単調になってしまっていたのだ。
「本当にプラスひと言だけでいいんですよ。受け渡しの際のコミュニケーションが『今日は元気でした』だけだとやはり物足りないじゃないですか。『“今日◯◯くんは『このブロックでクルマをつくるんだ”と言って、最後までやり遂げていましたよ』というコメントを添えるだけで、保護者の方たちの頭の中に子どもが楽しそう過ごしている姿がイメージできますよね」
HITOWAキッズライフでは、子どもたちがそれぞれ主体性を持った保育を実践している。彼女は、子どもたちが「自分の好きなこと」に没頭しながら、自由気ままに遊ぶ様子を伝えたいスタッフの気持ちを活用した。
「ただでさえ忙しくしているので、あまり負荷をかけすぎてもいけませんからね。保護者の方たちが知りたいであろう情報を手短に伝えるようにしてもらいました」
取り組みは小さかったかもしれない。しかし、彼女が投じた小さな石の波紋は、すぐに園全体へ広がっていった。
「つながり保育」を
体現するために
「会話のバリエーションも増えてきたような気がするんですよね」
彼女の想いはすぐに園の保育士たちに浸透した。最近では、やりとりの内容も子どもの話に限らなくなってきた。
「『あれ、お母さん、髪切りましたね。似合ってますよ』といった雑談をしている保育士も見られるようになってきました。ただの世間話をしているようにしか見えないかもしれませんが、実はこういうやり取りこそが大事なんですよね。保護者の方たちも今まで以上に心を開いてくれるようになった気がします」
実際、受け渡しの場面で保育士に子育てについて相談する保護者の方たちも増えてきた。それは、園への信頼に他ならない。ちょっとした悩みなどもどんどん共有してもらうことで、保護者同士の繋がりもできたという。それにより、スタッフのモチベーションも一層高くなっている。
「スタッフが楽しまないと、子どもも楽しくないんですよ」
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