行動指針:本質を見極め素早く行動する
HITOWAライフパートナー
KEiROW事業部
困難を極めた
あん摩マツサージ指圧師の採用
「あん摩マツサージ指圧師資格保有者ってすごく少なくて、毎年国家試験に合格するのは1000人程度。その中で何百〜何千という企業が取り合うわけですから、個人的には宝くじに当たるより難しいと思っています」
そう語るのは、HITOWAライフパートナーのKEiROW事業部にて訪問マッサージサービスを提供するためにあん摩マツサージ指圧師などの資格取得者の採用・教育を担当する彼女。組織を強化していくためには、資格取得者の採用が急務。しかし母集団そのものが少ないため、中途採用の難易度は非常に高かった。このままでは、KEiROWの事業計画に影響を及ぼしかねない。
「なんとかしなきゃ……!」
焦る一方でなかなか解決策が思いつかない。彼女は窮地に立たされていた。
中途がダメなら、新卒はどうだ?
「ちょっと待って。中途がダメなら、新卒はどうだろう?」
彼女の頭にひとつのアイデアが思い浮かんだ。中途で資格取得者を採用するのが難しいのであれば、新卒で在学中に資格を取得する学生にフォーカスするという作戦だった。学校であれば、年間数十名が資格を取得する可能性がある。「専門学校と直接つながることで、採用につながるのではないか」と考えたのだった。
そして知り合いを頼りに、とある学校へアプローチ。就職担当者や教員たちとコミュニケーションを重ねていくと、学校側も学校側で悩みを抱えていることを知った。
「決して人気資格ではないので、年によっては退学する学生も多かったんですよね。そこで、私たちが同校の卒業生でHITOWAライフパートナーで働いているメンバーを紹介するサイトやパンフレットの作成し、仕事の魅力ややり甲斐をアピールする方法を提案しました。学校名を記載しPRする代わりに学校で開催する会社説明イベントに参加させてもらうことになりました」
3年間、チャレンジし続けた
会社説明イベントに参加するのは、地域の医療機関や自営業のところがほとんど。HITOWAライフパートナーのように、全国展開する企業の出展は珍しかった。
「まずは私たちのことを知ってもらうところからスタートしました。あん摩マツサージ指圧師の資格取得を検討している学生の多くが興味を持っているのが、エステや美容鍼。私たちのような会社を選択肢に入れていない学生がほとんどだったのですが、実際に話をすると興味を持ってくれている人がすごく多かったですね」
足繁く通い、イベントだけではなく講義などにも参加。すると噂を聞きつけた別の学校から「うちの学校にも来てくれませんか」とオファーが入るように。少しずつ、そして確実に学生と接点を持つ機会は増え、HITOWAライフパートナー主催の就業体験イベントへと発展していった。
そして2021年4月。ついに彼女が大学でのイベントでやり取りした学生が、資格を取得した後、HITOWAライフパートナーへと入社した。彼女の3年間が結実した瞬間だった。
行動規範の体現者として
「言葉では言い表せられないほど嬉しかったですね。仕事柄直接顔を合わせる機会は少ないけれど、何ヶ月に1度の研修のときにイキイキと働いている様子を目の当たりにすると、自分のことのように嬉しくなります」
彼女は学生とコミュニケーションするにあたり、どのようなことに気をつけているのだろうか。
「個人的には押し付けないことが大事だと思っていて。もちろん私としては入社してもらいたいけれど、学生の皆さんには学生の皆さんの人生がある。だからあくまでも選択肢のひとつとしてHITOWAライフパートナーを提示するようにしています。その結果選んでもらえたのであれば、こんなに嬉しいことはないですね。正直、これまでの過程で壁に直面することは何度もあったけれど、『できることを考えよう』と常に前を向いてチャレンジすることできました」
HITOWAライフパートナーの行動規範には「過去の経験にとらわれず、新しい取組に挑み自らを成長させる」という言葉がある。失敗を恐れずにチャレンジを続けた彼女は、まさに体現者と言っていいのかもしれない。
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