行動指針:社会から信頼を獲得する
HITOWAキッズライフ
太陽の子 赤坂保育園
おそうじに真剣に取り組む
子どもたち
「太陽の子」などの認可保育園を運営するHITOWAキッズライフが取り組む「キッズおそうじチャレンジ」。
HITOWAライフパートナーが運営するクリーニング業「おそうじ本舗」から“おそうじのプロ”のスタッフが来園。子どもたちは“おそうじのプロ”からレクチャーを受けるだけではなく、普段遊んでいる公園などのおそうじを通じ、地域社会に貢献していくグループシナジーを活かした取り組みだ。
「会社の方針なので参加してはいましたが、正直最初はイメージをつかめていなくて……」
そう苦笑いを浮かべるのは、2016年4月に東京都港区に開園した「太陽の子 赤坂保育園」の園長。開園当初から「キッズおそうじチャレンジ」に参加していたものの、立ち上げまもないタイミングで園児の人数も少なかったため、あまり積極的に取り組んではいなかった。
しかし、2年、3年と継続して参加しているうちに、少しずつ子どもたちに変化が表れていることに気づいた。
子どもたちの姿に
奮い立たされて
「子どもたちが、おそうじの時間に夢中になっている様子を目の当たりにしました」
HITOWAキッズライフの理念を踏まえて、赤坂保育園では「子どもも大人もワクワクする保育」をスローガンに保育を実施している。大きなポイントは、大人が何かを与えるのではなく、子どもが主体となり「やりたい」と言ったことや夢中になったことを起点として活動内容に展開している点。子どもたちのおそうじに対する好奇心に触れ、保育士たちも今一度「キッズおそうじチャレンジ」と真剣に向き合うようになった。
「毎年の『キッズおそうじチャレンジ』への参加を経て、子どもたちが自発的に身の回りの整理整頓に取り組んだり、お散歩の途中でゴミが落ちていたら拾うようになったりしていきました。そんな健気な姿を見て、保育士たちも『キッズおそうじチャレンジ』に対してもっと積極的に取り組もうと考えるようになりました」
当初、「キッズおそうじチャレンジ」に対する熱意が決して高いものではなかった保育士たちを奮い立たせたのは、子どもたちが放つ輝きだった。
楽しみながらおそうじしよう
「まず『おそうじって何?』というところから丁寧に説明しました」
心機一転、園長たちは会社から届いた資料をきちんと読み込み、内容を噛み砕いて自分の言葉で子どもたちに説明するところからスタートした。もちろん、言葉で説明するだけではない。
「大事にしたのは、とにかく“楽しむ”ということです。会社から支給された『キッズおそうじチャレンジ』の子ども用ビブスで気分を高めたり、工作の一環としてゴミ拾い用のトングをつくったり。おそうじの時間が楽しくなるようにプラスアルファの部分も工夫しました」
前向きに取り組むだけではなく、子どもたちと一緒に拾ったゴミの重さを測ったり、仕分けをしたりすることで、楽しみつつモノの重さや軽さについての理解を深めるように改善を重ねていった。そして、最初は園内だけのおそうじだったが、普段遊んでいる公園や散歩している遊歩道などを少しずつ範囲を拡大していった。
公園や遊歩道をおそうじの途中、通りがかりの地域の方たちから「えらいね」と声をかけられ、子どもたちは照れくさそうに、少し自慢げに頬を赤らめていた。
社会からの信頼を獲得し、
グループ内アワード金賞に輝く
「『キッズおそうじチャレンジ』を通じて、子どもたちはもちろん、保育士たちの意識も大きく変わったような気がします」と振り返る園長。
成果はそれだけではなかった。HITOWAグループでは、年に1回、語呂合わせで「HITOWAの日」と定める11月8日にとあるアワードを開催している。その名は「フォトストーリーコンテスト」。
グループの企業理念である「感動と満足」をテーマに、グループ各社における日々の活動やお客様との関わりなどの日常を一枚の写真に収め、グループ内で審査。単に写真としての魅力だけではなく、その一枚に行き着くまでのストーリーも含め、賞賛する取り組みだ。
そして、2021年度の「フォトストーリーコンテスト」で金賞に輝いたのが、赤坂保育園の「キッズおそうじチャレンジ」だった。グループ内で赤坂保育園への注目度は高まり、比例するように保育士たちのモチベーションも高まっているという。そして最後にこう結んだ。
「少しずつですが仕事へのプライドも芽生え、チームワークもよくなってきました。ただ、まだまだ発展途上。子どもが主役のワクワクする保育をどんどん実践したいと思います」
今日も赤坂保育園には子どもたちの笑い声が響いている。
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