トップメッセージ
グループシナジーとDXにより新規顧客領域の拡大を目指します
現在、国内では少子超高齢化が進み、生産年齢人口の減少による労働力不足が深刻となっています。「ひとのために。ひとの力で。ともに明日へ。」をスローガンに掲げ、ひとの手を介したサービスを提供しているHITOWAグループにとっても、極めて重要な課題と捉えております。
当社は、老人ホームや保育園などの運営、ハウスクリーニングや家事代行サービス、介護施設における給食サービスの提供などを展開しておりますが、これらの事業のグループシナジーをDXをもって実現することで、既存サービスの枠組みを超えた新たな価値を創造し、新規顧客領域の拡大を目指しています。
この取り組みを推進するため、このたびDX推進担当役員を選任し、さらにはグループ横断のDX推進体制を構築しました。
今後も推進状況をステークホルダーの皆様に発信し続け、当社のDX戦略の実現に向けて、さらに邁進してまいります。
HITOWAホールディングス株式会社
代表取締役社長
日髙 博美
経営ビジョン
「くらし」におけるソリューションプロバイダーとして新たなニーズに応えます
HITOWAグループでは『家族とくらしを支える新たな価値を創造し、「感動と満足」を提供しつづけます。』という経営理念を掲げています。あらゆる家族とくらしを、ひとの手を介しサポートし、くらしに感動と満足をお届けする。社会が求める新たなニーズに応えながら、価値のあるサービスを生み出していく。それが、生活総合支援サービスを担う私たちの使命であり、自ら誇りを持って真摯に事業に取り組むことでお客様や社会からの信頼を得てまいりました。
その歩みを止めることなく、今後のデジタル社会を見据えて、常に新たなことに取り組み、より一層の「感動と満足」を追求しなければなりません。
そのために私たちHITOWAグループでは、DX推進によりグループシナジーを創出し、お客様の「くらし」におけるソリューションプロバイダーとして展開することで、社会が求める新たなニーズに応えてまいります。
ビジネスモデル
デジタル技術を活用して、より利便性に優れた安心・安全なサービスを提供します
HITOWAグループでは、「ひとのために。ひとの力で。ともに明日へ。」をスローガンに掲げ、人々の基盤となる「くらし」を、ひとの手を介しサポートしてまいりました。
その想いは継続しつつ、デジタル技術により、グループ間シナジーのもと、社会的課題やお客様に対して、利便性に優れたサービスや安心・安全なサービスなど、新たな価値を提供することが、私たちHITOWAグループが目指すビジネスモデルです。
具体的には、IT技術による介護施設の入居者様への誤薬防止やAI搭載カメラやセンサーを用いた見守り、さらには当社のみならず同業他社をも含めて業界全体でお客様への課題解決に取り組むマッチングサイトの運営などを通じて、より安心・安全に暮らしていけるお手伝いをしてまいります。
DXに関するプレスリリース
- HITOWAグループのお客様専用WEBサイト「My HITOWAサービス」を開設
- HITOWAホールディングス、経済産業省が認定する「DX認定事業者」に選定
- HITOWAホールディングス、セキュリティ対策の取り組みを強化
- HITOWAグループでの雇用契約締結業務を、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の導入で大幅にスリム化!人への想いから推進する "HITOWAのDX"
- HITOWAホールディングス、ワークフロー・台帳管理をSmartDBに刷新
- HITOWAケアサービス、パナソニックと共同開発した新見守りシステム「ライフレンズ」を販売開始
- BtoB特化型"くらし"のマッチングサイト「楽ラクーン」2020年9月よりサービス依頼の受付開始!~"くらし"の困りごとを解決するサービス提供者の登録も受付中~
DX戦略
グループ全体の統一したプラットフォームでお客様を支えます
HITOWAグループのさまざまな事業をひとつのプラットフォームで支え、お客様の抱える社会的課題をグループ全体で解決することが、私たちHITOWAグループのDX戦略です。
その一環として、クラウド型ローコード開発プラットフォームをベースとして、「My HITOWAサービス」を開発し、HITOWAグループとしての顧客DBの統合基盤を構築しました。
今後ともビジネスに貢献する基盤として機能強化を図り、サービスの進化を通じて、分野の異なるお客様にも効率よくアプローチすることで、当社グループのサービスを認知して頂き、売上UPにも繋げていきます。
また、お客様がインターネット経由でアクセス可能なマイページ機能を通じて、お客様との円滑なコミュニケーションを可能にしたり、サービス利用実績をデータ化し、いつでもどこでも閲覧可能にするなど、サービスに関わるすべての方に満足いただける仕組み作りを推進しています。
さらに今後は、クラウドプロバイダー提供のサーバーレスアーキテクチャを用いて、サービス分野を横断した業務の効率化にも取り組んでいきます。
具体的には、フード事業における調理外業務のDX化により、事務作業の軽減を図り、より食事提供に注力できる環境を構築することで、働きやすい職場作りに繋げていきます。
また、介護施設での配膳ミスの防止をDXで実現し、食の安全性の向上にも貢献します。
このようにHITOWAグループでは、DXを通じてサービス分野の融合に取り組んでいきます。
体制・組織
グループ各社のメンバーが一体となり、DXを推進します。
DX推進担当役員を任命し、HITOWAグループ各社におけるIT部門を中心にデジタル技術を活用した新たな取り組みに着手しています。
また、案件によっては実務に精通した事業部門を加え、さらには外部コンサルティングによる支援を仰ぐなど、メンバーが一体となって強力にプロジェクトを推進してまいります。
成果指標
お客様と従業員の満足度を絶えず向上し続けます
私たちHITOWAグループは、DX推進の成果として、お客様および従業員の満足度を重視しています。
毎年実施している顧客満足度調査と従業員満足度調査において、デジタル技術を用いながらさまざまな課題解決に応えることで、絶えず向上し続けることを目標としています。