業界初!「ビーコン&GPS 不正請求防止システム」全国導入!!
HITOWAホールディングス株式会社(東京都港区区、代表取締役社長 CEO 今田 健治)のグループ会社、HITOWAライフパートナー株式会社(東京都港区、代表取締役社長 肥後 宏治)が展開する訪問医療マッサージ「KEiROW」において、水増し請求などの不正請求を防止する行動管理システム「ビーコン&GPS 不正請求防止システム」を開発いたしました。
当システムは、6月、全国の304(2018.3.31現在)のFC店舗「KEiROWステーション」に導入いたします。
なお、「KEiROWステーション」では、現在600名以上の施術師が、訪問医療マッサージを提供しています。
完璧な行動管理の実現で不正請求を撲滅!
近年、訪問マッサージ、はり・きゅうによる療養費の不正請求が全国で問題になっています。
「KEiROW」においては、これまで不正請求などは一切発生していませんが、既に業界に先駆けビーコンシステムによる訪問履歴の把握を行っていました。しかしながら、訪問医療マッサージは、訪問距離が長いほど請求額が高くなります。
そのため、ビーコンのみでは訪問距離に対する不正請求を防止することが不可能でした。
そこで、GPS機能を新たに追加することで、施術師の訪問距離を本部で把握することができるようになり、訪問距離に対する不正申告の防止を実現いたしました。
当システムにより、訪問医療マッサージにおける不正請求を完全に防止することができるようになります。
不正請求の蔓延(はびこ)る訪問医療マッサージ業界
あん摩マッサージ指圧師やはり師、きゅう師は国家資格です。
筋肉の麻痺や神経痛などの施術は、医師の同意があれば健康保険の対象になります。
しかし、これらを悪用し施術回数や訪問距離、出張料を水増しするなどの不正請求を行う悪質な企業は今なお増え続けています。
75歳以上の療養費は、患者負担(原則1割)のほか、現役世代を含む保険料と税金で賄われており、被害は拡大していると思われます。
また、不正請求が増加している背景には、社会の高齢化により患者数が増え、自宅や老人ホームへの訪問施術にビジネス目的で新規参入する業者が相次いでいることが挙げられます。
そこで、施術者自身が、ご利用者様の代わりに療養費を請求するケースが多く、不正が発覚しにくい構造になっています。
新たなシステムで、訪問におけるすべての行動履歴を本部で把握!
今回「KEiROW」で開発した「ビーコン&GPS 不正請求防止システム」では、以下を実現いたしました。
- ①GPSによって、施術師の現在位置および訪問距離を本部で把握
- ②ビーコン(Bluetooth)によって、訪問の事実、滞在時間などを本部で把握
最終的には、専用の療養費計算システムにて、それらの訪問履歴が日次管理され、法律に基づいた最適の請求額が算出されることになります。
- ※「ビーコン&GPS 不正請求防止システム」は現在、特許出願中です。
最後に、KEiROWは、訪問医療マッサージに対する信頼・安心の獲得のために、これからも、ご利用者様の目線に立って、新たなサービスを開発してまいります。そして、今後ますます地域連携の強化、在宅医療・在宅介護との連携強化が必要とされますので、「KEiROW」はご利用者様および医師の方々からも信頼をいただけるよう、常に誠実な訪問医療マッサージを展開いたします。
本件に関するお問合せ先
- フォームからのお問い合わせ